ピンクリボン

ピンクリボン

・女体を所有物とする文脈、女性が他人によって制御される前提のコピー
・パートナーの存在を前提とし、女性全体が対象ではなくなっている
・性的な部位である胸の表現が不快、性的にからかう視線を感じなくもない(体ではなく、性的な胸)

上記が問題点と分析した広告を、多くの人に検診に行ってほしいという元広告の趣旨を踏まえ、「胸の表現をやめる」「検診の重要性をデータで表示、女性自身を主体にした文章に」を意識しつつ代案を作成しました。
詳細情報

今回の広告の問題点

炎上理由 
✅コピーの不快感:女体を所有物とする文脈、女性が他人によって制御される前提である
「お前」呼びが古い
✅表現:パートナーがいることを前提としているために女性全体が対象ではなくなってしまう
✅画像表現:性的な部位である胸の表現が不快、性的にからかう視線を感じなくもない(体ではなく、性的な胸)

ピンクリボン

引用:ハフポスト日本版編集部 2022年

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_621446e3e4b0d1388f09cfc7

代案作成のポイント

多くの人に検診に行ってほしいという広告の意図を踏まえて、社内の定期健診を受けない女性や専業主婦をターゲットに、下記のポイントで代案を作成。

1.画像:胸の表現をやめる
2.表現:
a.あたたかい雰囲気はそのままに
b.パートナーや他人の視線をなくす
c.顔/年/性特徴を薄める(対象者を不用意に除外しない意図)
3.コピー:検診の重要性をデータで表示、女性自身を主体にした文章に