H&M子供の性的客体化で炎上した広告

H&M子供の性的客体化で炎上した広告

H&M:オーストラリアのX(旧Twitter)に掲載された、H&Mの学生服ラインの広告。新学期からの学校生活をクールに過ごす、というテーマでの訴求。

元の広告
ワークショップで市民が指摘した広告の問題点
この広告では、性的と解釈されかねないキャプションとともに、少女たちが思わせぶりなポーズをとっていたため、大人の感覚に焦点を当てることで少女たちの自尊心に悪影響を与えかねないと批判された。人目を引き、洋服を「クール」なものとして表現することを狙ったにもかかわらず、その不適切な内容により、広告は最終的に裏目に出た。

ワークショップで作成した代案広告(AIを使用して作成)





学生デザイナーが作成した代案広告





クリエイティブ・エージェンシー(Agency UK)がAIとデザイナーで制作した代案広告





代案作成のポイント
元の広告の「子供たちをクールでファッショナブルに見せる」「女の子向け」という意図を踏まえつつ、下記のポイントで代案を作成。

ビジュアル表現とカラーパレット:明るい雰囲気や鮮やかなビビッドカラーを強調し、人目を引きながらも若者向けのビジュアルとした。また笑い、多様な生徒の交流に重点を置き、学校生活の楽しさと興奮を遊び場の楽しさに紹介する。
コンセプト:自信、喜び、新学期を迎える興奮をテーマに、新学期を祝うものに変更