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厚労省カスタマーハラスメント啓発炎上広告の代案
・実態とのズレ
・女性客へのステレオタイプ強化
・カスハラの教科書になってしまっている
上記が問題点と分析した広告を広告主の「カスタマーハラスメントをやめてほしいことを伝える」意図を重視しつつ『実社会をメディアに反映させる』を意識しつつ代案を作成しました。
・女性客へのステレオタイプ強化
・カスハラの教科書になってしまっている
上記が問題点と分析した広告を広告主の「カスタマーハラスメントをやめてほしいことを伝える」意図を重視しつつ『実社会をメディアに反映させる』を意識しつつ代案を作成しました。
詳細情報
元広告について
厚生労働省が「顧客等からの著しい迷惑行為(いわゆるカスタマーハラスメント)の防止対策」として公開したポスターの一つ。小売店舗向けのこのポスターでは、レジカウンター前で中年女性客が店員に対して怒鳴りつける場面が描かれており、「暴力、暴言、土下座の強要…そのクレーム、やりすぎてませんか?」というキャッチコピーが添えられた。
厚労省は実は複数のデザインを公開しており、男性→男性、女性→男性、男性→女性、女性→女性のすべてのパターンが用意された。
参照:https://x.com/EnjoCheck/status/1879130326599159851
今回の広告の問題点
炎上理由
✅ 実態からのズレ:統計データでは50代男性が加害者の中心(約75%)だが、広告では中年女性が描かれている
✅ ステレオタイプ強化に加担:女性を「感情的で理不尽な客」として描くことで性別ステレオタイプを助長している
✅ わかりづらさ:いちゃもんとハラスメントの境界が明確に示されていない
✅ カスハラ防止目的だが、逆にカスハラのやり方の見本になってしまっている
作成した代案

代案作成のポイント
厚生労働省がカスタマーハラスメント防止を啓発するという元広告の趣旨を踏まえ、下記のポイントで代案を作成しました。
✅ イラストは実社会を反映して加害者も被害者も男性に・属性がわからない形にする
✅ 「暴力、暴言、土下座の強要はどんな理由があっても『カスタマーハラスメント』です」という明確なメッセージ
✅ カスハラの具体例と定義を簡潔に示し、理解しやすい表現を使用
✅ 適切な行動の例示にフォーカスし、解決策も提示する
ワークショップで出た訴求ポイント
A. 被害者の立場に共感できるメッセージが効果的
B. 加害者がどの属性にも該当しうることを表現する
C.シーン設定にも多様性を見せる。(コンビニ店員だけでなく、駅員、レジ担当者、魚屋、保育士など多様な「働く人」を描く)